第1回相続のイロハ/終活講座
11月21日、『終活講座 第一回 相続のイロハ』 のセミナーを行いました。
相続が発生した場合に遺言書はどのように扱われ、遺産分割協議書はどのように作られるかを知っていただき、ご自身の相続を考えるうえでの情報となってほしい考えました。
時間設定は最初90分を考えていましたが、高齢者対象ということで60分としました。小学校の授業ではいかに子どもたちの興味をひき、飽きさせないことが最初のポイントと考えていましたが、高齢者向けのセミナーでは少し様子が異なりました。補聴器を使われている方もいます、「補聴器を使っているので、もう少しゆっくりと大きな声でお願いできますか」と。また質問もその都度、「最後に質問しようと思うと忘れてしまうんです、スミマセン」と。
知人の行政書士とタッグを組んでの開催です。
セミナーでは、法定相続人・法定相続分・遺留分と相続財産を最初の概念として、次に遺言書での手続き・遺産分割協議の内容・調停・そして審判の流れを押さえました。
私の相続人は誰になるの? 法定相続分は? 配偶者に全財産相続させることはできるの? 自筆証書遺言があったらどうするの? 保管制度を利用している遺言書の場合は? 公正証書遺言の場合は? 遺言書がないときの相続はどのようになるの? 預貯金は分けて相続できるけど土地などはどうやって分けるの? 遺産遺産分割の話し合いがまとまらなかった場合どうなるの? などの疑問に関する手がかりができたと考えます。
第2回は『遺言書作成のイロハ』です。2024年1月を予定。