届いた寒中見舞い

これまでも年末近くになると、親族のご不幸などで喪中葉書をいただくことが度々あった。

令和7年は、いままでと少し違った。

元上司の訃報が1月中旬に届いた。年賀状もいただいたのでお元気で新年を迎えられているものとばかり思っていた。葬儀は家族葬で行うとのこと。お別れの言葉を伝えられない・・・

平成8年に東京都私立学校教育振興会主催のアメリカ・カナダ教育視察で2週間ご一緒した先生。職場が近かったこともあり、その後も数回お会いした。定年退職後は郷里に戻られていた。年賀状のやり取りはしていた。令和7年の年賀状が宛先不明で返送されてきた。彼からの年賀状は届いていない。いつも年賀状をいただいているのに。一抹の不安がよぎる。連絡の取りようがなく、以前勤務していた職場に問い合わせようかと思い、ホームページを開いた。校友会のページに訃報が、令和6年9月に逝去されたとのこと。お顔が思い出される。

1月中旬に寒中見舞いが届いた。今年は年賀状をいただいていなかったと思いながら書面を読むと、まさかのことが。彼のお兄様からの寒中見舞いであった。                       大学生時代、住んでするところが近かったこともあり親交が深まった。私は貧乏学生で、毎日がカツカツの生活だった。月に1~2度カレーパーティーした。彼が食材を提供し、私が調理する。この時は腹いっぱい食べられた思い出がある。彼は大学卒業後数年して郷里に戻った。その後会う機会は減ったが、私が出張で彼の郷里の近くにいった時は声をかけて一緒に飲んだ。最後にあったのは10年前ぐらいだったなあ~